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来歴不詳です。蘭蕙小史には浄緑ではないのが惜しいとありますが、副弁の弁元に細い紅線が僅かに出るだけで、長脚円頭の大輪です。 この木はブーメランで帰ってきたものですが、メリクローンで増やされた物とは違うようです。業者の棚で初めて見た時は、葉長70～80cmの大株で、6寸の青銅寒蘭鉢に植えられていました。それを見て初めは一華とは気付かずに春剣蘭だと思っていました。しかし、蕾が複数着いていましたが、花軸は30㎝程あるのに全部蕾は一つで、なんか奇異な感じを持っていました。その後開花したものを見て一華の名品らしいとは思ったのですが天緑とは思いませんでした。どうも中国では山植にされていたみたいです。 |
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