台湾産か大陸産かはっきり分かりません。かなり以前より台湾では緑梅として作られていたようです。それを趣味家のＨ氏が台湾出張の折に買い出して持ち込んだものです。
　平肩咲きの飄弁荷花式梅弁花、緊弁、弁元に少し紫紅の霧点が出ることがありますが、ほぼ浄緑の澄んだ白翠色花です。五弁分窠、硬兜捧劉海舌、舌は垂れますがこの画像の様に捧心に引っかかって下りてこないことも多いです。葉は中幅の半立葉で、雄蘭もしくは駿河蘭の葉性にそっくりです。作りやすく花付も良いのですがほとんど普及していません。