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大一品の中に抱えが強く終花まで反り返らないものがあり
ます。毎年同じように大一品より小さく抱え咲きに咲くので、単なる年ごとの変化では無いと思われます。しかし、これが全く別種で花が酷似しているものなのか、大一品の中に抱えの強い系統が出来ているのか、その年の偶然なのかよく分か
りません。少なくともこの花は大一品より明らかに小型で、花径が５cm～５．５cm程しかありません。大一品の花径は７cmを越えており
それと比べれば２～３割小さな花です。その割には舌の大きさが大一品とあまり変わらないので、その分太舌に見えます。葉姿も細葉の半垂性で大一品とは異な
ります。 畳翠（蘭蕙宝鑑） |
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