Rousenji

老染字

 清の道光時代(1821-1850)に浙江省嘉善の阮という染物屋が選出したので、染字梅あるいは別名老阮字とも云われます。五弁分窠、短円収根、緊弁平肩咲き、中彙は分窠観音兜捧大如意舌。老染字の花は左右非対称で、舌先端が右か左に偏向していたり、捧心の大きさが左右で異なったりして咲くのが特徴です。下画像の231-2010の花に最も良く特徴が出ています。088-2015と088-2021は左右対称に咲いていますのでもしかすると「なんちゃって」の方かもしれません。葉は葉幅が広く肉厚ですがその割には短葉で半立性です。

088-2015

088-2021

231-2010

039-2023

088-2023

 

九華2023