| 発見年は詳らかではありませんが、昭和初期に杭州の愛蘭家崔胎庭（胎は正しくはリッシンヘン）が栽培していたと記録されています。戦前に出版された蘭華譜では未渡来品となってい ますが、今ではかなりの数が流通しています。五弁分窠、円頭細収根、緊弁、一文字咲、中彙は分頭合背硬兜捧竜呑舌、白翠色冴えた小型の花で小花柄の薄紅色が良く映え ます。しかしこの花は良く見ると舌が尖如意仰舌に咲いている様にも見えます。崔梅は舌巾が広く、咲き始めは執圭舌に見える時も有るほどで、舌中央の先端が僅かに窪んで受けるようになる と龍呑舌とも見えますが、先端が垂れると小劉海舌になります。この舌形の違いが年ごとの変異なのか個体ごとの違いなのか見て行きたいと思います。 | |
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2021 |
2023 |
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