彩雲飄仙

　　令和２年青蘭園楊泓氏より入手した新花で、恐らく改革開放後の落山だと思われます。老種の分類には無い飄弁花で、大輪平肩咲きの荷形水仙弁ですが副弁が撚れたり反ったりしています。薄緑の地合いに薄紅と白彩を掛け、色彩豊かなのも新種の特徴です。中彙は軟兜捧尖如意仰舌、捧心の合わせが悪く左右の捧心がズレたりしていますが、これも飄弁花の特徴です。幅広肉厚の垂れ葉なので、大株にして楽しみたいと思います。