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緑蕙老種の貴重な品種
です。落山は清の道光年間（1821‐1850）で荊州の花船上で出たと伝えられています。当時は揚子江上の船の上で色々な物が取引されていたのでしょう、その中から出てきたと云うことです。日本には既に戦前には入っていて蘭華譜にも記載されています。 五弁分窠、平肩咲きの少し細い花弁で竹葉荷形水仙弁と表現されています 。中彙は蚕蛾兜捧劉海舌で、受け舌で垂れてきません。舌点は紫紅色のベタです。花色は透き通るような澄んだ白翠色、小型でクセのない素直な佳花です。 この木は15年程前に分けてもらい、今年３輪の花をやっと咲かせたもので、未だ中木の状態かもしれませんが、細葉の半立葉で細葉慶華梅より少し葉幅が広い程度の小型種です。 |
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